『蛙化現象』、その原因と考察。

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蛙化現象のお話

 

はじめに

 

先週、私は友人とエクセルシオっていた。

 

「ねえ、蛙化現象って知ってる?」

 

ずっとスマホと格闘しており、突然口を開いたと思ったら耳慣れない言葉を彼女は発した。

 

知らない。なんだそれ。

 

オタマジャクシはかわいい。

カエルはあまりかわいくない。

つまり、「私子供の時かわいかったけど、20超えて成人したらなんか魅力無くなっちゃのかも。」と主張したいのだろうか、そう思った。

 

さて、このパーフェクトな推理のもと、彼女になんと返答すればいいだろうか。

おそらく、彼女は自分の容姿に自信がなくなっている。

 

「いやいや、大学入ってからしか知らないけどさ、会うたびに綺麗になってるよ。」

これで行こう。

パーフェクト紳士、我ながら完璧だ。

 

「蛙化現象ってね、ずっと好きだったのに、相手が好意持ってるって分かった瞬間その人に魅力を感じなくなっちゃうことなんだって。」

 

私の推理はハズれた。

「うすっぺらクレイジー野郎」のレッテルを張られることは避けられた。

 

「そうなんだ。それがどうしたの。」

 

「私これっぽいんだよね。それで困ってるっていうか。ねえ、〇〇君もあんまり彼女と長く続かないでしょ。こんなことない?」

 

この記事は、その時の会話をもとにした『蛙化現象』についての考察である。

 

 

読んでほしい人

 

・「蛙化現象ってなに。どんなものか知りたい」って人。

・「まさに私のこと!原因ってなんだろう、どうすればいいの」って人。

・自分に自信がない人

・自分が完璧超人だと信じている人

・恋愛が長く続かない人

 

 

注意

 

この記事は、私と友人のおしゃべりをまとめただけである。

そのほとんどは推論であり、確かさを保証しない。

 

日本心理学大会発表論文集68巻に『女子が恋愛過程で遭遇する蛙化現象(著:藤沢伸介)』という論文があるようなので、詳しく知りたい方はそちらをあたってほしい。

http://jglobal.jst.go.jp/public/20090422/200902260863580220

 

 

定義

 

何かについて語る際、言葉を定義することから始める。

 

ここでは、『蛙化現象』を「私が相手に好意を抱いていたが、相手が私に好意を抱いた瞬間(または少し時間がたつとともに)、私の相手に対する行為が好意が薄れる(嫌いになる)」と定義する。

 

 

善悪を区別しない

 

『蛙化現象』に含まれる『現象』とは何であろうか。

グーグル先生に聞いてみる。

現象

現れた形・すがた。ある物事が形をとって現われること。

・現存する事実。ことがら。できごと。

「面白い ― だ。」

・感覚によってとらえられたもの。

(google検索より)

 

蛙化現象はただの現象である。

きっかけ、原因が何であれ、ただ人が人を嫌いになっただけという現象である。

よって、ここに善悪の概念はない。

 

何が言いたいかというと、蛙化現象に陥ってしまったとしても、それは決して悪いことではなく、悩む必要なんてないのではないか、ということだ。

 

これは、非常に大切な考え方だと思う。

これに関してはまた最後に述べる。

 

繰り返すが、

人を好きになるも嫌いになるも、まったく構わない。

誰を好きになっても、突然嫌いになっても、あなたの自由である。

 

嫌いになったという事実に悩む必要は全くない。

 

 

原因を紐解く

 

蛙化現象は現象である。

結果としてそうなっただけで、その原因は人それぞれ異なる。

 

それを承知の上で原因を3つのパターンに分類することにした。

 

 

「目標達成もう満足」型

恋愛において、彼らはある目標を立てる。

その目標は明言されることも、本人にすら気が付かないこともある。

 

その目的は金銭であったり、自分のアイデンティティーの確立であったり、付き合うという事実それ自体であったりする。

 

そして、その目標を達したことに満足し、相手への興味が薄れるのである。

 

 

「パーフェクト人間」型

彼、彼女は非常にスペックが高い。

高すぎるあまり、恋愛対象にも相応、もしくは自分以上の能力を求める。

 

職場の上司を好きになったとしよう。

仕事ができ、キラキラ輝いているように見た上司でも、付き合ってみると粗が出てきてそれが非常に嫌になる。

 

「初めは素敵に見えたけど、付き合ってみると全然だめね。」となる。

 

 

「自己評価低すぎ」型

自己評価が低すぎるあまり、蛙化現象に陥るタイプ。

 

相手は私より能力が高く、私なんかを好きになるはずがない。

→相手は本当の私のことを知らないのではないか。

優しいのは上面だけかもしれない。

もしくは、

→私を好きになるってことは、相手は思っていたほどの能力を持ってないのかもしれない。

 

という考え方になる。

 

 

原因に対しての考察

 

私は典型的な「目標達成もう満足」型であった。

 

付き合うことをゲームのように考え、デートではどうすれば相手が喜ぶかをひたすら考える。

付き合ってしまうともう目標は達成されたので、1か月もしないうちに飽きてしまうのである。

 

このパターンの人間はスーパー自己中な可能性がある。

付き合うまではいい。

私の様に、付き合うことが目的であれば、それまでに彼女が喜ぶことはすべて自分の喜びになる。

 

問題は、目標を達成した後だ。

もう興味が完全にないので、当然分かれる。

相手にとっては意味が分からないかもしれない。

 

本人は全く傷つかないのだが、相手を大きく傷つけてしまう危険性がある。

 

 

私の友人は「パーフェクト人間型」であった。

付き合うまでの条件が多く、付き合ってからも無限の条件を相手にたたきつける。

 

「私に見合う男になりたければ、これくらいこなしなさい。」と平気で言うことができる(しかもそれがかっこいい)。

自分ができることは相手もできて当然だし、自分ができないことも相手はできるのが望ましいのだ。

 

「男/女は~であるべき」という考えのもと、少しでも相手がその基準から外れようものなら容赦なくはじく。

思い切りがいいともいえる。

 

 

最後に「自己評価低すぎ」型。

初め、まったく意味が分からなかった。

なぜ自分より能力の高い人と付き合えたのに、自分の能力の低さが原因で相手を嫌いになるのだろうと。

 

しかし、上で述べた理論を聞いて納得した。

 

もしあなたがこのタイプだとして私がいえることは、「悩む必要なんてないんじゃないの」だ。

 

自分が好きな人が、自分の価値を認めてくれた。

それを素直に喜べばいいのではないか。

 

誰かがあなたを好きになるのは、あなたに価値があり、相手がそれを認めたからだ。

 

それだけだ。

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