勉強幻想-勉強ができないと感じる貴方へ

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勉強のお話。

 

初めに

 

東京に雪が降った。

受験シーズンの到来を感じさせる。

 

家庭教師として働いてきたが、毎年この時期にはドキドキさせられた。

合格報告をする生徒の笑顔は、僕にとって何より嬉しいものだった。

そんなことを思い出しながら、この記事を書く。

 

テーマは勉強一般。

特に、算数について。

以前同じテーマで記事を書いたので、お時間が許せばそちらにも目を通していただきたい。

 

『足し算九九』という概念

 

こっちは続き。

現実と数式は全く異なるものだった。

 

また算数のみならず、もっと大きく「勉強」について意識した。

生徒と接する中で、その心理的な状態が勉強に及ぼす影響なんかについても所見を書く。

 

 

対象

 

この記事は、自分で「算数嫌い!勉強苦手!」と思っている人に読んでほしい。

小中学生はもちろん、高校生、さらに社会人になっても四則演算がままならない人もいる。

そんな人たちは、「私には算数の才能がない」って考えちゃう。

そうやって、才能とかセンスのせいにしないでほしい。

勉強なんて誰でもできる。

 

また、家庭教師の経験から様々な親御さんとも真剣に対話をしてきた。

ほんとにお子さん思いで素晴らしい方ばかりであった。

しかし、時に親の期待やプレッシャーが、かえってお子さんの成長を妨げているのではないかという疑問を持つ場面もあった。

お子さんの学習方法に悩んでいる親御さんにも参考になればいいなと思う。

 

 

注意

記事を書く中で、かなり断定的な物言いをすることがある。

でも、それが必ずしも正しいとは僕自身思っていない。

また、一般的に正しいと思われている学習方法に反することもあると思う。

僕個人の意見だと理解したうえで読み進めてほしい。

 

 

「勉強なんかやれば誰でもできる」という幻想

 

いきなりこのテーマ。

CMのフレーズを思い出させる。

 

さきほど、僕自身が「才能とかのせいにしないでほしい。勉強なんてやれば誰でもできる」と書いた。

でもごめんなさい、これは嘘だ。

勉強が誰でもできるなんてことはない。

センスも、才能も存在する。

厳しいが、どんなにやってもできない子はいる。

 

ただ安心してほしいのだが、これは大学生とか院生とかの話だ。

小中程度の指導要領であれば、誰でもできるようにはなる。

確かに要領がいい子も悪い子もいる。

ただスピードの差こそあれ、頑張れば誰でも到達できるはずだ。

 

まとめ

「誰もが勉強できるは嘘。才能やセンスは存在する。でも小中学校の内容であれば、誰でも勉強すればできるは正しい。」

 

 

「勉強は効率よく」という幻想

 

「勉強の成果は量にも時間にも比例しない。自分に合った勉強法で、いかに効率よく進めるかが大事。」って意見がある。

 

半分ほんとで半分嘘だ。

「効率がいい」って言葉はみんな大好きだ。

社会人でも、「少ない時間で効率よく勉強する」って言葉を使う。

 

でも、僕は断言する。

勉強ができるこ子とできない子を分けるもの、それを分けるものは「時間」だ。

勉強ができるようになりたければ、勉強時間を増やすしかない、そう考える。

 

小学校で一番勉強出来るのはだれか。

毎日塾に行って勉強している子だ。

彼らは1日5時間以上勉強する。

学校が終わって皆が友達と遊んでいる間塾で勉強し、帰ってきてからも勉強する。

彼らは机の前に、平気で10時間でも座っていられるのだ。

そうやって勉強時間が多い子が1番勉強できる、当然だ。

 

家庭教師を受け持つ場合、1日の勉強時間を聞く。

大体1日の宿題をやって終わりだ。

平均すると1日1時間もやってないんじゃないかって思うこともある。

そんなんで勉強ができるようになるわけがない。

 

 

1日5時間の勉強がどれだけすごいことか。

5×365=1825(時間)

1年で1825時間だ。

これはそう簡単に達成できないし、ましてや追いつこうとしたらとんでもない努力が必要だ。

 

効率性なんて関係ない。

ただひたすらに勉強時間が足りないのだ。

 

まとめ

「勉強ができる子と出来ない子を分けるのは勉強時間。勉強ができるようになりたければ、1日5時間机に向かうとこから始める。」

 

これは、特に親御さんに知っていてほしい。

お子さんに家庭教師をつけたところで、たいして成績は伸びない。

1日2時間×週2回なんて、ほんとに微々たるものだ。

本人がいかに勉強時間をとるかどうかだ。

 

 

coffee break

 

高校時代、勉強ができる友達がいた。

テストの平均は90点。

わからないとこがあったらものすごく丁寧に教えてくれる。

 

「ねえ、なんでそんなに勉強できるん。」

尋ねてみたことがあった。

 

「そりゃ、勉強してるからですよ。」

 

めっちゃクールだな。

そう思った。

 

全教科の予習復習は当たり前。

わからないところは絶対その日のうちに理解する。

 

そんな彼の勉強時間は人一番多い。

勉強ができて、成績が良くて当然だ。

 

彼は今、癌の研究を行っている。

 

 

「理解主義」という幻想

 

冒頭で数学について書くと言っておきながら、ここまで全く書いていなかった。

 

関連記事として、冒頭にも張ったリンク先記事「足し算九九という概念」

現実と数式は全く異なるものだった」を読んでほしい。

 

 

「勉強は丸暗記じゃダメ、しっかり理解しないと。」

こんな意見に対して、疑問を持つ。

 

僕自身丸暗記主義者だ。

勉強は記憶力がほとんどだと思っている。

 

ただし、理解をおろそかにしていいとは考えていない。

理解は後に身につくと考えている。

暗記してとりあえず答えを出せるのが先、理解は後、だ。

 

ここで少し昔話を。

 

くもんという学習塾がある。

計算問題をひたすら機械的に解かせていくスタイルだ。

算数では、1桁の四則演算をひたすらやらされる。

 

ちょっと進むと、分数の計算が入る。

3分の2が何を意味しているのか全く分からなかったが、機械的にこなしていた。

足し算でなぜ分母を合わせるのか、掛け算だとなぜそのままでいいのか、割り算はなぜひっくり返すのか、まったく意味が分からなかった。

ただひたすら、わからないながらも答えを導いていた。

 

この経験は、僕にとって大きな財産になった。

学校での計算はぶっちぎりで早かった。

計算スピードは、そろばんをやっている友達に負けない。

それが大きな自信になった。

 

「自信になる」というのが大きなポイントだ。

自信に持てるものがあるかどうかは、アイデンティティに大きく関わってくる。

これについては後に詳しく書こうと思う。

 

 

英語について。

 

僕の得意科目は英語だ。

大学受験に向けた勉強をする生徒に何度も言っていた言葉がある。

 

「小手先の技術はどうでもいいから単語覚えろ。」だ。

 

長文を読んでいるといろんな悩みが出てくる。

時間が足りない、設問は最初に読むか後に読むか、そもそも文章の意味が分からない、等だ。

 

「わからない単語が出てきても、文章から推測できる力が欲しい。」

 

こう主張する人に声を大にして言おう。

「単語覚えろ。」

 

僕はTOEIC965点、CAEも取得している。

これを達成できたのは、ひとえに単語を丸暗記したからに尽きる。

会話もそれなりにこなすことができる。

『英会話とっさのひとこと辞典』という書籍を購入し、使いそうなフレーズを丸暗記したおかげだ。

 

まとめ

「丸暗記は偉大。できるという事実が、自信につながり正のスパイラルを生む。

もし、自分が勉強が苦手だと思うのであれば、ひたすら丸暗記することをお勧めする。」

 

疲れたので今日はここまで

続きはまた今度。

 

 

 

 

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