インターネットが小学生にもたらしたものは何か

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親戚の子供たちのお話。

 

今日からまたぼちぼち更新したいです。

 

先週末、祖父の3回忌で実家に帰ったのだが、私にとって非常に理解し難いことがあった。

その時のことを書きたいと思う。

 

私の実家は長野県のど田舎に位置し、周りは畑に囲まれている。

東京から2時間車を走らせ、山々を抜けるとたどり着く。

 

先ほど書いたように祖父の3回忌で帰省したのだが、到着してゆっくりしているとある違和感に気がついた。

親戚の子供2人がずっとiPadの画面に見入っていたのだ。

彼らのことは昔から知っており、2人ともサッカークラブに所属している。

小学6年生と4年生の仲のいい兄弟だ。

私も元サッカー部ということもあり、帰省するたび一緒にサッカーをして遊んでいた。

 

いつもなら向こうからサッカーの誘いが来るのだが、今回はどうやら違うようだ。

2人とも、iPadから目を離さないのである。

 

1時間ほど経ってもずっと画面を見続けていたので、こちらから話しかけることにした。

「久しぶりに来たんだし、サッカーやりいこ」

「うん、ちょっとまって」

さらに小一時間ほど待ち、また声をかけた。

「そろそろどうかな?」

「うん、サッカーはやっぱいい」

分かってはいたが、サッカーをするよりiPadの方が楽しいらしい。

 

何にそこまで夢中になっているか気になったので、聞いてみることにした。

「なんのゲームやってるの?」

「ゲームじゃなくて、YOUTUBE見てる」

学校の子供たちの間ではテレビよりもYOUTUBEが人気らしく、「みんな見ている」らしい。

 

そういえば、小学生のなりたい職業ランキングの上位にYOUTUBERが入っているとニュースになっていたことを思い出し、なんとも言い難い気持ちになった。

 

兄が私にも動画を見せてくれるというので視聴したのだが、これが全く面白くない。

30代くらいの男性がメントスコーラや番犬ばうわうで遊んでいる映像など見たところでクスリともできないのである。

しかしよく考えると、私が小学生の頃に同じ映像を見ていたら楽しめていたのかなとは思う。

小学生の頃は「みんなの流行」に敏感で、流行に取り残されないように過ごしていた。

今となっては周りに必要以上に同調する必要もなく、狭い交友関係の中で自分のコンフォートゾーンを守っている。

余談だが、これが成長するということなのだろうか。

 

さて、Youtubeに小学生はハマっているらしいということは理解できたが、本題はここからである。

このことを問題提起したかったのでこの記事を書いた。

それは何かというと、彼ら2人が暴力的な動画を視聴していたということだ。

 

外国人が路上で血を流しながら殴り合っている動画や、交通事故の動画を見ながら小学生2人がゲラゲラと笑い転げているのだ。

この光景を見たとき、背筋が凍る思いがした。

なぜ流血を伴う動画で笑うことができるのだろう。

もしかすると彼らにとって画面の中はフィクションであり、それは現実ではなく、自分の周りでは起こりえないおもしろ動画なのかもしれない。

 

さらにショックだったのは、彼らの親が特に問題がないかのように過ごしていることである。

あのような動画を視聴しないよう両親に提案してみたのだが、「特に問題だとは思はない」そうだ。

他人の子供の教育方針にとやかく言うつもりはないが、ある程度のリテラシーを子供に身につけさせるのが親の役目ではないだろうか。

 

昨今教育業界では優秀な教師が不足していると嘆かれているが、全ての家庭において同じことが言える。

つまり、あまりにも急速にインターネットが発達したため、親世代が子供にリテラシーを教えることができないのではなかろうか。

 

 

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