書評『自分の時間』―1日24時間でどう生きるか―

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朝の30分が奇跡を起こすらしい。

 

はじめに

 

ふとした時に、自分は何をしているのだろうと感じることがある。

1日の仕事を終え、日付が変わる頃に帰宅し、少ない睡眠時間で次の朝を迎える。

日曜日には、1週間の疲れを癒すかのように惰眠を貪る。

自分は本当に今の仕事に満足だろうか。

 

この様な生活を送っていると、ふと「何か」をやりたくなる。

その「何か」は、楽器であったり、勉強であったり、はたまたブログであったりと様々だが、つまり「1日24時間という時間の中で、どうすれば自分の時間をとれるのか」ということだ。

 

私は今まで、「あれもやりたいこれもやりたい」と望むのみで、その90%をやらずに過ごしてきた。

この「限られた時間の中で、何かをやりたい」という衝動は、いったいどうやって解消すればいいのだろう。

 

そんな時に、この書籍を読んだ。

タイトルは、『How to Live on 24 Hours a Day(自分の時間)』だ。

 

 

時間はフェアである

 

時間は公平だ。

誰にとっても1日24時間しかない。

 

子供は1日の時間が短いとか、大人は偉いから1日30時間ある、なんてことはない。

ビル・ゲイツが1日30時間持ってるわけでもないし、「あなたはビル・ゲイツより能力が低いから、1日20時間ね。」なんて言われることもない。

 

さらに、時間は盗取できない

あなたのかけがえのない時間は誰にも奪われることはないし、あなたが誰かから奪うこともできない。

 

時間をお金で買うこともできない

ウォーレン・バフェットがいくら払ったって時間は買えない。

逆に時間があればお金はいくらでも手にできる。

 

時間は何物にも費やすことができるが、何かと24時間以上の時間を交換することはできない

 

老若男女、24時間は24時間だ。

 

1週間を1万円で過ごす方法を考える暇があるなら、「1日の限られた大切な時間で、どうすれば快適に、知的に過ごすことができるか」を考えなさい、と著者のベネットは言う。

 

 

1週間の内、7時間半が奇跡を起こす

 

具体的には、1週間のうち7時間半で人生が変わるとベネットは説く。

1日ではなく1週間である。

 

7時間半の内訳は、日曜以外の毎朝30分と、好きな3日間の夜90分である。

ほんの7時間半でどうなるのだろうかと疑問に思うが、「この7時間半は、確実にあなたの生活を豊かにする」とベネットは説く。

 

 

習慣を変える力

 

今まで、「毎日これをやろう」と決め、それが今日この瞬間まで続いたことがあるだろうか。

私はない。

 

「何か」やりたいのであれば、もしも、私たちが少しでも自分を向上させる「何か」に取り組み、それによって有意義な時間を過ごしたいのであれば、そのためには「習慣」を変える必要がある。

 

それにはとてつもない精神的苦痛が伴う。

 

そのための7時間半である。

習慣を変えるための7時間半である。

 

毎朝30分、3日間の夜90分。

簡単なようで、難しい。

 

私も挑戦してみようと思う。

 

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