『TOEIC』の勉強法ー問題集のパート別取り組み方

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800点くらいなら軽く到達できるはず。

 

はじめに

 

あなたのTOEICスコアはいくつですか。

もし800点に届いていないのであれば、この質問をします。

「あなたは問題集を使いこなしていますか?」

解くだけで満足していませんか、前回より好スコアをとったくらいで満足していませんか。

 

もしあなたが問題集を120%活用できれば、TOEICスコア800には必ず到達します。

私は問題集7セットで900点に到達したので、その勉強方法を公開します。

 

 

目標

 

TOEICの問題集を解く上での最低目標は、「次回全く同じ問題をやった時に100%満点を取ることができる」状態に到達することです。

これが最低限です。

同じ問題で間違えてしまうなんてことがあれば、それは学習したなんて言いません。

 

最低限といったのは、同じ正解でも人によって理解度の差が生じるからです。

例えば文法問題1つとっても、熟語を知っていただけの人と、その文章の文型を完全に把握している人では理解度が異なるでしょう。

繰り返すと、どこまで深く理解できるかは人それぞれではありますが、最低限同じ問題を2度と間違わないくらいには復習しましょう。

 

 

問題を解く

 

まずは当然ながら問題を解きます。

問題集はどれでも構いません。

ETSの発売する「TOEICテスト公式問題集」をお勧めしますが、他の出版社のものでも、旧TOEICのものでもあまり変わらないのでいいと思います。

それよりも、時間をしっかり測ることだけはお願いします。

本番と同じ環境で集中して問題を解きましょう。

 

 

復習する

 

問題を解き終え、一通り○×を付け終わったらここからが学習のスタートです。

パート別に行っていきましょう。

 

 

 

Part1,Part2

 

初めにリスニングパートにおいて最も大切なことを書きます。

それは、「音を聴きとれるかどうか」「聴き取った内容を理解できるかどうか」を区別することです。

この2つは全くの別物なので、以下の学習を行う際必ず意識してください。

 

①スクリプトを見て単語、表現のチェック

②スクリプトを見ながらオーバーラッピング×3

③シャドーイング×2

 

リスニングパートは基本的にこの3セットを行います。

まずはスクリプトを見て知らない単語、表現があったら覚えていきます。

この際自身オリジナルの単語帳を作成してもよいですし、書籍にマーカーで線を引く程度でも構いません。

 

パート1全体のスクリプトが理解できるようになったらオーバーラッピングを行います。

オーバーラッピングとはCDに合わせて一緒に声に出して読むことです。

ガイドボーカル付きのカラオケだと思えばイメージできると思います。

発音、抑揚までできる限りCDに近づけて行いましょう。

オーバーラッピングを最低3回行ってください。

 

次はシャドーイングです。

スクリプトを見ず、聞こえた音声の少しあとを追いかけて声に出します。

オーバーラッピングが完璧に行えていても少し難しく感じるかもしれませんが、こちらはそれほど完璧を目指す必要もなく、最低2回やれば十分でしょう。

 

もしパートを通して1、2問の不正解であれば間違った問題と気になった問題だけでいいと思いますが、正答率が8割を切るようでしたら全問この3セットを行うことをお勧めします。

 

 

Part3,Part4

 

①スクリプトを見て単語、表現のチェック

②スクリプトを見ながらオーバーラッピング×3

③シャドーイング×2

 

リスニングの鬼門パート3と4ですが、やることは同じです。

ただし1問1問の文量が多く、問題数も多いため勉強中にやる気がなくなります。

4問正解であればオーバーラッピングを2回、シャドーイングを1回に減らすなど、各自のモチベーションに相談してください。

ただ、もしリスニングが不得意であると感じるなら全問を通してオーバーラッピングを3回とシャドーイング2回こなすことを強くお勧めします。

 

パート3、4をしっかりと聴きとることがTOEICリスニングパートのカギであり、これらができればパート1とパート2は自然とできるようになります。

 

 

Part5

 

パート5は間違えた問題と勘で正解した問題だけ復習すれば十分でしょう。

リスニング同様、知らない単語、表現をしっかり覚えていきましょう。

 

パート5を復習するときのポイントは、自分がなぜ間違えたかをしっかりと理解することです。

選択肢の単語が理解できなかったのか、コロケーションを知らなかったのか、どの品詞が当てはまるのかわからなかったのか、短文全体の意味がよくわからなかったのか、それらを明らかにしていきましょう。

ここで、もし解説を読んでも理解できないのであれば基礎的な文法知識が欠けている可能性があるので、各自で文法を復習していただくのがよいと思います。

 

また、時には理解よりも暗記を優先したほうがいいパートでもあります。

特に複合名詞などは900点以上のスコアをとっていても間違えやすいので、あまり解説を気にすることなく「ふーん、そういうものか」程度でそのまま丸暗記していくとよいでしょう。

 

 

Part6

 

知識はもちろんですが、このパートから文章全体の理解が必要になります。

穴埋めでは文法知識に加え、時制や接続詞といった長文を理解していなければ解けない問題が出てきます。

後に書くパート7と同じように学習していってください。

 

 

Part7

 

①単語、表現のチェック

②本文中で訳せない文章のチェック

③音読×2

④ざっと設問を見る

 

まずは今までと同じく単語と表現のチェックです。

ボキャブラリーは英語力の幹ですので面倒くさがらず徹底的に鍛えていきましょう。

 

次に、本文中でうまく訳せなかったところを日本語訳と照らし合わせながら理解していきます。

あまりに文学的で難解な表現はTOEICに出てきませんので、「なんとなく理解できるかな」くらいのレベルまででいいかと思います。

文章が全くちんぷんかんぷんである場合は基礎文法力不足ですので、各自で学習お願いいたします。

 

一通り文章の意味が理解できれば、音読です。

どんなに簡単な文章であっても最低2回は音読することをお勧めします。

難易度の高い文章であれば3回も読んでみると簡単に思えてくるはずです。

1回目は意味をとりながらゆっくりと、2回目以降はスピードを意識して音読するとなおよいかと思います。

 

音読が終わったら間違えた設問を読み直しましょう。

しっかりと文章が理解できていれば難なく解くことができるはずです。

 

 

学習ペース

 

以上が問題集の学習方法です。

 

サラッと書いてきましたが、全部やりきるとなると8時間程度かかるかと思います。

1日2時間勉強時間をとるとして、解くのに2時間、復習に8時間、2回目解くのに2時間の合計12時間かかります。

月曜日から土曜日に以上のサイクルを回し、日曜日には自身で作成した単語帳、解説欄に書き込んだ単語、表現のチェックをすれば素晴らしい1週間になるかと思います。

 

 

時間配分について

 

よくTOEICで時間が足りなくなるという話を耳にしますが、基本的に時間配分を考える必要はないと思います。

そもそもTOEICのレベル、分量を考えるとスコア800点程度では時間内に全ての問題を解ききることは不可能です。

900点をとる実力がつく頃には、長文を全文読んでいても自然と解き終えることができるようになります。

 

ですので、今まで書いた学習方法に沿ってしっかりと勉強するだけで十分で、時間配分は意識しなくて構いません。

 

 

解説を読むな

 

パート5の文法問題はしっかりと解説を読んでほしいのですが、この学習方法を実践していただければリスニングと長文の解説を読む必要はありません。

長文の解説に「第n段落にこれこれという表現があり、よって③番が答えとなります」とか書かれているのですが、そんなものは解説ではありません。

 

リスニングは音が聴き取れてそれが理解できれば解けます。

長文は本文の内容が理解できれば解けます。

リスニングと長文においては解説を読んでも全く勉強したことにはなりません。

 

 

理解と短期記憶

 

上記の学習方法でしっかりと8時間の勉強を終え、2回目同じ問題を解けば必ず満点を取ることができます。

しかし満点を取っても、理解できているとは言えない可能性があります。

それは「解答を覚えているだけ」の可能性があるからです。

特に長文問題では日本語訳を1度見てしまっているので、なんなら設問文を見るだけで答えることだってできてしまうわけです。

 

自分が「理解している」のか「解答を覚えているだけ」なのかしっかり認識することが実力アップにつながります。

 

以上が問題集の学習方法になります。

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